日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

2021年12月17日あがり症を治すために場数を踏もう!

日本話し方センターのベーシックコースでは無料体験教室を開催しています。その体験に来られる方の多くはあがり症で人前で話すとしどろもどろになるのを何とかしたい、という希望を持っています。そうしたお悩みをお持ちの方は、教室で受講生がスピーチをする様子をご覧になった後、「皆さん、とても堂々とお話をされていてビックリしました。どうしてこの教室に通われているのか不思議です。私はとてもあんなにうまく話せないです」と仰ることが少なくありません。しかし、そういう方が受講を決意してトレーニングをされるとご自身でも驚くほど上手に話せるようになります
そのポイントは、効果的な場数の踏み方、にあります。



あがり症を直すには場数が必要だ、ということです。本を読んだだけでは、また、人の話を聞いただけではあがり症は絶対に治りません。しかし、残念ながら上の見学者の感想のように「私にはとてもあんな人前に立って話をするなんてできない」と話す場に立つことをあきらめてしまう人が多いのが現実です。まず勇気を出して、話す場に自分の身を置いて場数を踏む、ということがあがり症を治すためには絶対に必要です。

さて、話す場数を踏む場所として日本話し方センターのベーシックコースを受講されたとします。次に大切なのは、練習をしてから人前でスピーチをする、ということです。「場数」を踏むにしても踏み方がある、ということです。スピーチを作っただけでほとんど練習せずに教室でスピーチをしても、うまく話せないので失敗体験を積み重ねるだけ、という結果になってしまいます。結婚式など人前で話す際に失敗しているのも準備不足が大きな原因の一つです。

一方、スピーチを作って、それを声に出して練習をし、ある程度自分が納得できる話し方ができるようになってから教室でスピーチをしたらどうでしょうか。以前よりは上手に話せるようになっているはずですので、必ず何らかの手応えを感じるスピーチができるはずです。講師のアドバイスに従って再度練習をした上で次回の教室でスピーチを行うと、さらに前回よりはうまく話せた、という感触が得られるでしょう。こうした好循環が生まれてくると、やがてスピーチ練習も苦でなくなりますし、以前では信じられないくらい話すことに積極的になれます。ベーシックコース2日間集中セミナーを受講し、このように場数を踏んで見事にあがり症を改善された方は、数え切れないくらいいらっしゃいます。

同じ回数を人前で話すにしても、前者と後者では明らかにその成果が違います。単に経験を重ねるだけではなく、その経験一つひとつを大切にすれば成長の度合いは全然違ってきます。そして、上のように場数を踏んであがり症を克服された方は、日常会話でも会議の場での発言でも以前より積極的になった、という方がほとんどです。あがり症を改善したい、と思われている方はぜひ効果的に場数を踏むことを考えて見てください。

話し方を上達させるにはトレーニングが必要です。そのトレーニングとしてもっとも効果的なのは人前でスピーチをすることです。人前でのスピーチは話す場面としてかなりハードルが高いので、これができれば他の場面で話すこともできるようになってきます。

日本話し方センターのベーシックコース2日間集中セミナーではスピーチ実習を通して効果的に場数を踏んで話し方が上達できるカリキュラムを提供しています。ぜひ受講をご検討ください!
>横田章剛のブログTOP